久々にキビソ糸が届きました。（絹糸を作る際に一緒に生まれる副産物なので、、、。なかなかキビソだけ、すぐに下さいって行かないのが当初からの悩みの種。）
今回の糸はやや細くて柔らか気味ですが、とてもきれいな顔をしています。
キビソ糸は届く度に硬かったり柔らかかったり、太かったり細かったりと千差万別。
それを先ずは糸を巻くときに上手く揃えて準備をします。それでも巻いた一本の中でも太細はあるので織る人は大変です。
たまに、「生地を比べると違うんですが？」って連絡があります。
キビソ糸の太さを揃えるのは至難の業。
職人さんに「太さを揃えるってたいへんだね。」って聞くと、「こんなもん。」って、あっさり言うけど、、、。
織る時にもシャトルを幾つも持ってなるべく生地が揃うように織っています。
それでもやはり出来上がる生地の顔も千差万別。
個性と思ってやってくださいね。
