この度の大型台風の被害に遭われた皆さま、心からお見舞い申し上げます。
事前の報道などでいろいろと心配をしましたが、弥栄はさほど大きな被害もなく稲刈り作業が進んでいます。
「キビソ肌友だち」を店頭で買われた方から問い合わせがありました。
最初に買ったお店では、店員さんから「石鹸は使わずにそのまま体を擦るように。」と説明を受け、次に買い替えようと別のお店に行くと「固形石鹸の代わりに液体せっけんを使うように。」と説明されたそうです。
何が正しいの?という内容でした。
先ず、
【石鹸は使わない】という説明について。
私たちは必ず石鹸を一緒に使ってくださいね。と、お願いをしています。
「キビソ肌友だち」の原材料のキビソ糸から保湿性に優れた「セリシン」が溶け出すためには、お風呂の温度(お湯)と石鹸のアルカリ分が必要だからです。 通常は精練という作業で絹の染色や風合いを出すために、邪魔物である「セリシン」を強いアルカリ分(石鹸ソーダ)と高温で一気に洗い落としてしまうのですが、「キビソ肌友だち」はお風呂のお湯と石鹸のアルカリ分でゆっくりゆっくり溶け出させて毎日の入浴タイムでお肌に「セリシン」を供給するようにしています。
よって、ご使用の際には石鹸が必要なんです。
特に使い始めの数日間は生地も元気で硬いので、肌との摩擦を軽減する意味でも石鹸のご使用をおススメします。
中には、石鹸は使わないという方もおられます。
絶対ということではありませんが、そのような方でも「使い初めは石鹸を付けてよくもんでくださいね。」とお願いをしています。その後も、「セリシン」が溶け出すのを助けると思って1・2週間に一度くらいは石鹸を付けてよくもんでもらうようお伝えしています。
【液体せっけんを使用した方がいい】という説明について。
私たちは、固形石鹸をおススメしています。
これは販売前にたくさんの種類の石鹸を使い比べてみて、やはり固形石鹸がいいね。と、自分たちが実感したからです。
せっかくの天然素材を、余分な添加物や加工をしないで提供しているタオルですので出来るだけ自然のままで・・・。
例えばドレッシングでも分かると思いますが、自然界の中では何種類かの成分が混ざっていると時間の経過とともに分離します。 液体せっけんは最後まで同じ成分のまま使い切ることが出来ます。 きっと何かの成分が入っているんだろうなぁぐらいの感じです。 決して液体せっけんを否定する気もありませんし使用されても問題ないです。
大事なのは、ご自分の肌に合った石鹸を使うことです。
石鹸はアルカリ性だと思っていたら、最近は弱酸性を謳う石鹸まであります。 各石鹸メーカーさんが研究に研究を重ねてより良いものを提供されているので、自分のお気に入りの石鹸を使ってください。
成分の強い石鹸を使えば「セリシン」が多く出ますし、優しい石鹸だとゆっくり長く「セリシン」が溶け出します。
これは、お好みということで。
続けることが一番です。
毎日のお風呂でお好みの石鹸を付けて、楽しくご使用ください。